貴族探偵

貴族探偵

麻耶雄嵩
本棚登録:33
集英社
ISBN:9784087451269

作品紹介・あらすじ

自称「貴族」で趣味は「探偵」という謎の男が、コネと召使いを駆使して事件を解決! 斬新かつ精緻なトリックと過去に例のない強烈なキャラクターが融合した、奇跡の本格ミステリ集。(解説/千街晶之)

レビュー (2件)

初めて読んだ作家さん 推理までも使用人に任せる主人公、その名は“貴族探偵” 5編から収録されており、はじめはその奇抜な設定に驚きましたが、どんどんその世界観に引き込まれていき面白かったです(*・x・)ノ~~~♪ また、各タイトルを、ヨハン・シュトラウス二世の曲名で統一されているのも何だか魅力的でした♪ シリーズ2冊目『貴族探偵対女探偵』も読んでみたいです!

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麻耶さんの本は『螢』に続いて2冊目です。 自分では推理をしない探偵という風変わりな設定なのに、中身は本格ミステリーで面白かったです。 最初は「いけすかない探偵だなぁ」と思っていたのに、最後の方にはそれが魅力に感じていたのが作者の術中に嵌まってる感じがしました(笑) 続編もあるとのことなので、もう少ししたら読もうと思います。

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