2024年12月12日
爽やかな読後感。学生時代にバンドを組んだ男女4人各々の青春と成長を描く。作品から沸き出る独特の空気感、文体のリズムが心地よく、合間の会話も面白いのでスルスル読めてしまう。 歌をうたう人の心理や歌そのものの描写が唯一無二、著者ならではの表現だなぁと感じた。
小野寺史宜