作品紹介・あらすじ
わたしは母を傷つけた。たった一人の肉親を、言葉のナイフでーー。
あれから13年、後悔ばかりで大人になった。
でも、孤独に負けずにいられたのは、母の、仲間の、「うた」 があったからーー。
シリーズ累計54万部突破!『ひと』 『まち』 『いえ』に続く感動の青春譚
母がわたしを産んだ歳になった。今、わたしに、湧き出るものがあるーー。
27歳の古井絹枝には、晴らすことのできない後悔があった。中学生の頃...
感想・レビュー (1件)
爽やかな読後感。学生時代にバンドを組んだ男女4人各々の青春と成長を描く。作品から沸き出る独特の空気感、文体のリズムが心地よく、合間の会話も面白いのでスルスル読めてしまう。 歌をうたう人の心理や歌そのものの描写が唯一無二、著者ならではの表現だなぁと感じた。
