大絵画展

大絵画展

望月諒子
新潮社 (2023年11月29日発売)
ISBN:9784101033433
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作品紹介・あらすじ

バブル期に180億円で落札されたゴッホの『医師ガシェの肖像』。だがその十数年後、この絵は厳重に警備された倉庫の中で、モネやルノワールなど134枚の世界的名画とともに眠っていた。同じ頃、荘介と茜は投資詐欺に遭い、膨大な借金を背負う。追い込まれた二人は絵画強奪を持ちかけられ……。息つく暇ない騙し合いの末、最後に笑ったのは!? 痛快な大どんでん返しが待つ傑作美術ミステリー。

感想・レビュー (2件)

読了後は爽快。 途上説明部分にくどい印象を受けたが、思いの外ストーリーは壮大で最後まで楽しめた。あまり深く考えずに読むのがお勧め。 「医師ガシェの肖像」が辿った数奇な運命や欧米オークションの歴史、美術界に巣食う闇等自分的に興味深い内容多々。ラストも◎。

アートミステリーというよりは、アートを題材にしたコンゲームミステリ。読み応えは充分にあったが、個人的には原田マハさんの作品の方が好み。