作品紹介・あらすじ
【第 9 回河合隼雄物語賞受賞作品】
松岡清澄、高校一年生。一歳の頃に父と母が離婚し、祖母と、市役所勤めの母と、結婚を控えた姉の水青との四人暮らし。
学校で手芸好きをからかわれ、周囲から浮いている清澄は、かわいいものや華やかな場が苦手な姉のため、ウェディングドレスを手作りすると宣言するがーー「みなも」
いつまでも父親になれない夫と離婚し、必死に生きてきたけれど、息子の清澄は扱いづらくなるばかり。...
感想・レビュー (4件)
近年よく聞かれる性差別を柔らかに否定し、それに伴う何が嫌なのか、何が納得できないかを上手く言語化していた。日本固有の根強い問題ではあるが一人一人声を上げていく大切さを感じた。
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なけそうやった。
好きなものは好き、それでいいんだよね