作品紹介・あらすじ
奨励会……。そこは将棋の天才少年たちがプロ棋士を目指して、しのぎを削る”トラの穴”だ。しかし大多数はわずか一手の差で、青春のすべてをかけた夢が叶わず退会していく。途方もない挫折の先に待ちかまえている厳しく非情な生活を、優しく温かく見守る感動の1冊。第23回講談社ノンフィクション賞受賞作(講談社文庫)
青春のすべてを一手一局に!
天才たちの夢と挫折の物語
奨励会……。そこは将棋の天才少年たちが...
感想・レビュー (1件)
身に染みるというか..将棋のことはわからないけれど、こんなにのめり込ませてくれる作品に出会ったのは久しぶりだった。英二と母親のくだりは本当に涙してしまった。読後にすっきりした感じもあり、救いも必ずあると著者が言っている言葉を信じたい。また再読したいと感じさせるような1冊