作品紹介・あらすじ
◎ベストセラー『エンジェルフライト』『紙つなげ!』に続く、著者のライフワーク三部作の最終章。
◎著者がこだわり続けてきた「理想の死の迎え方」に、真っ正面から向き合ったノンフィクション。
◎2013年に京都の診療所を訪れてから7年間、寄り添うように見てきた終末医療の現場を感動的に綴る。
200名の患者を看取ってきた友人の看護師が癌に罹患。「看取りのプロフェッショナル」である友人の、死への向き合...
感想・レビュー (3件)
なかなか考えさせられる作品。「理想の死の迎え方」を描いているが、佐々涼子さんの作品は、「エンジェルフライト」「紙つなげ!彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場」など、どの作品も感動し考えさせられる。フリーライターだけど、素晴らしい作家。
在宅医療の看護師である森山が、すい臓原発の肺がんになった。これまでの患者との出会いと森山が実践した終末の迎え方。ノンフィクション。筆者の佐々さんが最近亡くなられたことを思うと、佐々さん自身の遺言のようにも感じられる。