たかまる
たかまる

2022年10月26日

領海という概念が存在しない中、イギリスは制海権の必要性に気づき、フランスやプロイセンとの力関係に悩みながらも、スエズ運河等の領有や、海峡の掌握を通じて制海権を握った。 また、自国産海底ケーブルを通じて世界の情報を掌握し、強大な軍事力とした点も着目すべき点である。 第二次世界大戦で消耗したイギリスに変わって、アメリカが制海権を握った。大陸棚の領有について途上国との間に軋轢があったが、概ね合意に至っている。 日本は、中国の「国際海洋秩序に対する挑戦」に対抗するために、

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海の地政学

海の地政学

竹田 いさみ

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