すだれ

2022年12月15日

ものすごくドラマチックな物語ではないのだけれど、なんだかんだで最後まで読んでしまった。 ただ、『水を縫う』ほどの完成度はないか。 寺地はるなさんの小説は、登場人物がみんな少しだけずるかったり、せこかったり、どうしようもなかったりする。そのバランスの匙加減が絶妙。

カレーの時間

カレーの時間

寺地 はるな

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