彼女の家計簿

彼女の家計簿

原田ひ香
光文社 (2014年1月1日発売)
ISBN:9784334929251
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作品紹介・あらすじ

その家に遺されていたのは、日々の暮らしが記された家計簿。そこには「男と駆け落ちして心中した女」の秘密が隠されていた。

感想・レビュー (3件)

里里 晴美 加寿 誰かに守られて 何不自由なく生活することではなくて 教師の仕事をずっと続けたいんだって 気づいた 加寿の気持ちがよく分かる

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女性の働きたい、という意識がこんなにも戦中戦後は全てを壊してしまったのだろう。昔の女性は本当に大変だったと思う。加寿さんが今の時代に生きていたら、すごくいい先生だっただろうな。 善吉さんは加寿さんを谷へ落としたこと、後悔していたんだと思う。でも素直にそれも言わずにひどい男だ。 女の方が働きがいいと拗ねて仕事もしないなんて、子供でしかない。