大事なことほど小声でささやく

大事なことほど小声でささやく

森沢明夫
幻冬舎
ISBN:9784344023963
本棚登録:59

作品紹介・あらすじ

駅前の寂れた通りの地下にある「スナックひばり」。そのママは身長2メートルを超えるマッチョなオカマ・通称ゴンママ。彼(彼女?)の周りに集まるのは、一癖も二癖もある「変わり者」ばかり。エロジジイ社長、金髪モヒカンの歯科医師、シャイで生意気な男子高生、謎のセクシー美女、うだつの上がらない中年サラリーマン…。いつもは愉快な彼らも、それぞれ人知れず心に傷を抱えていてー。心の垢を洗い流す感涙小説。

感想・レビュー (5件)

悩みや孤独や虚しさを包み込んでくれる話。私は娘をなくした四海先生の話しが好き。どんな辛い事があっても、前を向いて生きていかないといけないんだ。

ポロッとするような軽い話し。さらっと読めた。

初めから泣けた。あー良い本。 みんな悩みあるよね、傍からみたらいつも元気な人でも悩みはあるわけで。 そういうときに仲間や他人の言葉がけでぱーっと靄が晴れたり、気付かされることがある。私も人の心に寄り添い、背中を押せるようになりたいな。 カクテルっていろんな意味があるんだなー、 オカマの友達、ほしい。。