『香君』を彷彿させる。『香君』より前に書かれたもので、最近再編集された。
大いなる生命の輪廻の中で、その根源を知ることもないまま自らの役割を果たし、その結果の享受し、命を繋いでいく。大好きな上橋菜穂子先生の様々な物語に通じるような、自然や人以外の営みを讃えるような冷たさと温かさを、その中で力強く生きる人々の心の光を、どこか未完成さを感じながらもしっかりと感じられる、素敵な作品だった。久々に全部読みたい!