作品紹介・あらすじ
辛い過去も、厳しい現実も、その一瞬先に光があるんだ。
新人視能訓練士・野宮恭一は北見眼科医院で働き始めてから失敗続き。目に異常がないのに視力が低下した少女、カラコンを頑なに外さない女性、緑内障を患った元ピアニストーー。様々な目の悩みを抱えた患者と心を通わせながら、少しずつ成長していく。
不器用だけどまっすぐな、新人視能訓練士の成長の記録。
最高の読後感がじんわりと心に沁みる、いま最も心温まる連...
感想・レビュー (3件)
新人視能訓練士が、様々な目の悩みを抱えた患者と向き合いながら成長していく物語 本書を読んで、視能訓練士という職業を知り、目が見えるということの大切さも改めて実感しました! こちらの続編にあたる、第2弾『11ミリのふたつ星』も是非読みたいです(*^^*)♪ #『線は、僕を描く』の著者
新人視能訓練士の成長を描いた5編から成る本書は、馴染みのない言葉も多くありましたが、最近母親が目の手術をしたこともあり、身近なことに感じて読むことが出来ました。 『見えるということは、この世で、最もありふれた奇跡なのだ』と書いてあったとおり、当たり前に視えることの大切さを噛み締めることが出来る一冊です。
眼科の話し


