作品紹介・あらすじ
出産を巡る女性の実状を描く社会派ミステリー
親子3人で平和に暮らす栗原家に突然かかってきた一本の電話。電話口の女の声は、「子どもを返してほしい」と告げたーー。
感想・レビュー (4件)
いい本だ!
面白かった。一気に読んだ 養子を迎えるにあたる夫婦の葛藤、迎えてからの暮らし、 でもその子供を産んだ娘の悲しい悲しい物語。護られなかった娘、まだ子供だよ、ゆえに決断の機会も知恵も与えられなかった悲しい、美しい心を持っているからそこ悲しい娘。 どうか幸せになって欲しい。
5/10読み終わり。面白かった!ふぅー、そうかそうかって感想。読み終わり直後は、感動してたけど、やっぱり片山ひかりの人生はボロボロで、それは身から出た錆なんだよ。不妊治療を経ても子に恵まれなかった夫婦が、養子の朝斗をもらうことに。朝斗の産みの母親は、自身の親に反発し、中学でかっこいい男子から告白され、同級生よりも進んだ恋愛をしていてる優越感から転落人生。それを許せる朝斗の養母はすごい。
特別養子縁組で赤ちゃんを貰い受けた40代夫婦と中学生で妊娠出産した赤ちゃんの実母の話 意外な結末