謎の香りはパン屋から

謎の香りはパン屋から

土屋うさぎ
宝島社 (2025年1月10日発売)
ISBN:9784299062642
本棚登録:160

作品紹介・あらすじ

2025年 第23回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作 クロワッサン、フランスパン、シナモンロール、チョココロネ、カレーパン… 焼きたてのパンの香りが広がる〈日常の謎〉ミステリー! 選考委員絶賛! 「全体を包む空気感が魅力的」--大森望(翻訳家・書評家) 「おいしそうなパンの魅力で読ませる」--香山二三郎(コラムニスト) 「読者のもてなし方を分かっている」--瀧井朝世(ライター) 「決...

感想・レビュー (6件)

空腹時に読むのは危険!? パンが食べたくなる1冊(笑) パン屋〈ノスティモ〉でアルバイトをしている大学1年生の市倉小春が、身近で起こる謎を解いていくお話 5章+エピローグで構成されていて、各章で鍵を握る、クロワッサン、フランスパン、シナモンロール、チョココロネ、カレーパン 第23回このミス大賞受賞作!週末はパン屋さんに行こう(* ゚∀゚)♪

『このミス』大賞を受賞した作品 パン屋の日常で起こるちょっとした謎を主人公・小春が解いていくミステリー小説です。 美味しそうパンの描写にちょっとした雑学が入っているのが良く、温かい気持ちになれる1冊です。 続編を期待します。

日常的な暮らしの中で現実にも起こりそうな、ほのぼのしたミステリー。パンの歴史にも軽く触れ、作者自身が、パンを好きなのだろう。

ミステリーとしては弱い

大学一年生の市倉小春は漫画家を目指しつつ、大阪府豊中市にあるパン屋〈ノスティモ〉でアルバイトをしていた。あるとき、同じパン屋で働いている親友の由貴子に、一緒に行くはずだったライブビューイングをドタキャンされてしまう。誘ってきたのは彼女のほうなのにどうして? 疑問に思った小春は、彼女の行動を振り返り、意外な真相に辿りつく……。パン屋を舞台とした〈日常の謎〉連作ミステリー!

パン屋さんを舞台にしたほっこりミステリー。身近な人たちに起こる小さな事件を、パンの話とからめながら謎を解いていく、あたたかな物語。