匿名ユーザー

2026年7月11日

大坂、骨董屋松仙堂の息子寅蔵は、次元をお越し勘当されて1人江戸へ。江戸の骨董商の世界で揉まれながら、商いを学び磨き上げていく。 富山の薬売りに奉公に出されたことをきっかけに今の通販に当たる「手紙商い」を思いつき、成功させる。 大塩平八郎の乱で焼けた大坂のことを知り、帰ることに。 母の形見の赤志野茶碗を競りに出す…寅蔵野扱う骨董は人の手から手へ渡っていく。贋物も真物も来ては去り、また帰ってきては又去っていく。当に「帰去来」。その束の間に 立ち会うだけのこと。それだけでも面白い。それが、この商いの真髄だ。寅蔵は、今日もまた旅路の萎びた骨董屋で怪しげな婆さまと若い娘を相手に勝負する… やっぱり、道具が好きなのだ。

どら蔵

どら蔵

朝井まかて

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