ひとはなぜ戦争をするのか

ひとはなぜ戦争をするのか

アインシュタイン/アルバート/フロイト/ジグムント
講談社 (2016年6月11日発売)
ISBN:9784062923682
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作品紹介・あらすじ

1932年、国際連盟がアインシュタインに依頼した。「今の文明においてもっとも大事だと思われる事柄を、いちばん意見を交換したい相手と書簡を交わしてください」。選んだ相手はフロイト、テーマは「戦争」だったーー。 宇宙と心、二つの闇に理を見出した二人が、戦争と平和、そして人間の本性について真摯に語り合う。 養老孟司氏・斎藤環氏による書き下ろし解説も収録! 「 破壊への衝動は通常のときには心の奥深くに眠...

感想・レビュー (1件)

100分de名著に紹介されていたから読んでみた。 生の欲動と死の欲動のところは解説聞いていたからわかったし、法が暴力であること、しかし力にすべてを委ねなければ、争いのない世界は訪れないこと、だからこそ戦争を無くすためには、超国家的組織が必要なことがよくわかった。 同時に最後の斎藤環さんの解説にあった、文化を発展させることはつまり個人主義を守ることで、それは戦争を無くすことに繋がるというフロイトの考えには納得。出生率とか低いことを嘆くことがあるけれど、文化的になるとそもそも選択肢が増えるからそういうことになるのは必然というのもよく理解できた。