フェイク・マッスル

フェイク・マッスル

日野瑛太郎
講談社 (2024年8月21日発売)
ISBN:9784065361917
本棚登録:34

作品紹介・あらすじ

独自の世界で勝負できる書き手だと思う。--東野圭吾 頭抜けて面白かった。--綾辻行人 まんまと作者の術中にはまった。--有栖川有栖 エンタメとして読ませるテンポの良さも素晴らしい。--辻村深月 潜入取材シリーズとなれば喜んで追っていきたいと思います。--湊かなえ あらすじ たった3ヵ月のトレーニング期間で、人気アイドル大峰颯太がボディービル大会の上位入賞を果たした。SNS上では「そんな...

感想・レビュー (3件)

江戸川乱歩賞 ユーモアミステリー 新人週刊誌記者のパーソナルジム潜入ルポ 人気アイドル大峰颯太はドーピング白か黒か 

ドーピングとマトリに結びついて面白かった

乱歩賞史上最軽!?も、ドーピング疑惑を巡る主人公・新人週刊誌記者のどこかヌケてる行動が笑いを誘い、全編面白く読めた。確かにご都合主義的な箇所はいくつかあるが、許される範囲だし、選考委員も言ってるように今後が大いに期待できる受賞作であることは間違いない。