gegetom
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2025年1月2日

京都に住む狸一家の物語。京都の地名の読み方に慣れず戸惑うも、狸が歩き回る京都の街中を、狸の歩に合わせ観光する気分で読んだ。主人公は天狗に振り回される狸。考えれば天狗が何かをよく知らない。良いものなのか悪いものなのか?結果この物語を読んで、私の天狗のイメージは「煩悩の塊」となってしまった。狸ファンタジーだけど、狸一家の長、総一郎の残した言葉にほろりとさせられる場面が多かった。京都に行きたいな。

有頂天家族

有頂天家族

森見登美彦

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