新しい花が咲く

新しい花が咲く

宮部みゆき
新潮社 (2025年11月28日発売)
ISBN:9784101372815
本棚登録:1

作品紹介・あらすじ

寿退社後に婚約破棄されたアツコが、行く当てもなく乗り込んだ路線バスの終点で見たもの。学級閉鎖で留守番中のアタル君が巻き込まれた不可思議な事件。自殺同然の事故で兄を亡くした妹が、偶然出会った女子中学生。俳句から着想を得て生まれた物語は、十七音の枠を超え、色彩豊かな無限の世界へ広がってゆく。人生の機微を掬い取るように描く、怖くて、切なくて、涙を誘う、極上の短編集。※『ぼんぼん彩句』(角川書店/2023...

感想・レビュー (2件)

俳句から物語の着想を得て描かれた1冊 12句の俳句と12編の物語が詰まった短編集。 様々なジャンルが楽しめて、17文字の言葉から一つの物語を作り上げる宮部みゆきさんの凄さを改めて感じました。 どの作品も楽しめました🎵

久しぶりに宮部みゆきさんを読みました♪ 参加されている句会で詠まれた俳句に、宮部さんが短篇小説を付ける(書く)という形で作られたそうで、12の俳句と12の物語を楽しむことができます(*^^*)♡ 私のお気に入りは、 *鋏利し庭の鶏頭刎ね尽くす *月隠るついさっきまで人だった *山降りる旅駅ごとに花ひらき *冬晴れの遠出の先の野辺送り 俳句を見て、どんな内容なのかなぁとワクワクしながら読み進めました。続刊も待ち遠しいです!