レビュー (2件)
5篇のイヤミス短編集。今まで読んだ著者の本で一番好きかもしれない。 各話主人公がジワジワ追い詰められていく息苦しさを感じて胃がキリキリしたものの、どの話も想定外の一捻りがあり面白かった。 保身の為に嘘をついたら却って自分を苦しめることになる。
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五つの短編から成る本書は、まさにタイトルの通り、汚れた手をどこで拭くか、という選択が非常に大事だなということを痛感させられる一冊でした。 日常で起こり得ることと、それに対して自分でも行ってしまう選択が描かれていますが、本作品の結末を読むと、、、ゾワッとすることが多かったです。 特にのお気に入りは『ただ、運が悪かっただけ』と『ミモザ』です。
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