作品紹介・あらすじ
各紙誌から絶賛、書店員からの熱い応援を得たロングセラーが、
リニューアル+パワーアップして待望の文庫化。
きっかけはヴェネツィアの古書店だった。客たちのどんな難しい注文にも応じ、頼まれた本は必ず見つけてくる。(ただ者ではないな)と修業先を聞いてみると、「代々、本の行商人でした」
トスカーナの山奥のその村、モンテレッジォでは、何世紀にもわたり村の人が本の行商で生計を立て、籠いっぱいの本を担いでイ...
感想・レビュー (1件)
ミラノから6時間かけて何度も村に赴き、石を運び本を届けてきた人々の歴史を肌で感じられる内田洋子さんの聞き込み、詳細な記録に脱帽✨本を売ることが村の人々にとってどんなに大切だったか、本がいかに貴重だったか。販売するのと読むのでは立場も気持ちも全く違う。そして、図書館戦争のようなことが起きていた事実にも驚いた。イタリアでどんなふうに本が生まれたのか、書店での販売システムも知れてよかった。