2022年7月31日
極上の時代小説。 作者は藤沢周平のファンだろうか。文体に影響が感じられる。 筋書きだけをたどればシリアスな話だが、 登場人物の造作がうまく、物語のトーンは暗くない。 立花兄が良い男である。
砂原 浩太朗