chiii
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2026年3月2日

「自分が元から持っているものはたぶん何もなくて、そうやって出会った人が分け与えてくれたいい部分で自分は生きてるって。だから誰かの役に立ちたいって思うことは、はじめから何でも持っている人が持っている自由からしたら制約に見えたりするのかもしれない。けれどもそのことは自分に道みたいなものを示してくれたし、幸せなことだと思います。」 「誰かに親切にしなきゃ、人生は長くて退屈なものですよ」 あとがきの最後の一文「本書が誰かの良い友人になることを願っています」 あたたかくてじんわりして人生が詰まってる本だった。登場人物が好き。特に姉が強くて好き。自覚してないのも好き。

水車小屋のネネ

水車小屋のネネ

津村記久子

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