終活中毒

終活中毒

秋吉理香子
実業之日本社 (2022年7月28日発売)
ISBN:9784408538075
本棚登録:64

作品紹介・あらすじ

人生は、いつでも大どんでん返し。 たとえ、余命わずかでもーー 最高の最期(エンディング)、始めますか?   あなたの心に火を灯す驚愕×号泣ミステリー! ゾッとする終活、理想的な終活、人生を賭けた終活… 4人の〈終活〉に待っていたサプライズとは? 40代女性ー余命をSDGs活動につぎ込む資産家の妻に望むのは…(「SDGsな終活」) 60代男性ー妻の三回忌のため息子と家のリフォームを始めたが…(「...

感想・レビュー (5件)

全部で四篇のお話がありました。最初の『SDGsな終活』は、余命宣告を受けたお金持ちの独身女性をターゲットに遺産と保険金をもらうために結婚し(3回目)だけど、なかなか死なないから事故に見せかけ殺そうと思ったら、勘づかれてしまい逆に殺されてしまうお話。男が嫌な奴でこの結末に(人が死ぬことにこの表現は不適切だが)安堵したくらいだった。 次の『最後の終活』では、奥さんが交通事故で亡くなって、まだら認知症になった主人公が家の整理などを手伝ってくれた息子と思っていたが詐欺にあっていて、最後は本当の自分の息子だけど女性として生きたがっていたことで仲違いしていた子に会える話。色々な要素が入っており、深く考えさせられた。妻が死んだ後に、ずっと交流のなかった息子(実は詐欺師)とこんな関係が築ける日が来るなんて思いもよらなかったけど、それが本当に幸せだと感じる主人公と息子の関係が詐欺師じゃなかったらどんなに良かったことか。世の中そんなにうまくはいかないのかな。私がも夫より先に死んだら夫と子どもたち仲良く連絡とったりできるかな。 次の『小説家の終活』は、ミステリーではなかった。大どんでん返しか何か恐ろしいことが起こるんじゃないかとドキドキしたけど、大丈夫だった。何か感動しました。 最後の『お笑いの死神』は、六ちゃんすごいな。私もお姉ちゃんが亡くなって一年7ヶ月のせいか、癌の話はちょっとまだ切なくなる。六ちゃんが余命宣告されて闘病していて最後死ななかったとか大どんでん返しはなかったな。この話も、なんか感動しました。

4つの話は、どれも、どういう展開になるのか、ドキドキするようだった。

短編4集 sdgsな就活、最後の就活、小説家の就活、お笑いの死神

ゾクゾクする話、あー良かったと思う話、感動する話、面白かった! 最後の最後まで何があるかわからないかんじ、面白い! 人は終活で何をするだろう。 うん。次はこの作者の婚活中毒読んでみよう