作品紹介・あらすじ
特殊技術で開発され、航空機の歴史を変えた小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉。その発明者であるファイファー教授を中心とした技術開発メンバー6人は、新型ジェリーフィッシュの長距離航行性能の最終確認試験に臨んでいた。ところが航行試験中に、閉鎖状況の艇内でメンバーの一人が死体となって発見される。さらに、自動航行システムが暴走し、彼らは試験機ごと雪山に閉じ込められてしまう。脱出する術もない中、次々と犠牲者が…...
感想・レビュー (4件)
航空機の歴史を変えた小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉 発明者を含む技術開発メンバー６人で、新型ジェリーフィッシュの最終航行確認試験に臨んでいたのだが・・・！ 個人的には少し難しく感じる場面もあったが、『そして誰もいなくなった』『十角館の殺人』が好きな人はワクワクしちゃうかも(・∀・)笑
21世紀版の『そして誰もいなくなった』、『十角館の殺人』等と紹介されていたので、気になって手に取りました。 小型飛行船技術が発達した1980年代を描いたパラレルワールドであり、原理などの説明には化学・物理要素がたっぷりつまっていて、理系出身には興味深かったです。 シナリオもキャラクター（特にマリアと漣のバディ）も魅力的で、読んで良かったと思える一冊です！
そして誰もいなくなった→十角館の殺人→これ。
クローズドサークル苦手。