
カニくん
2025年9月4日
岩波少年文庫のフェア対象本で手にした1冊 「寺田物理学」や「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉で有名な戦前の科学者・寺田寅彦の随筆集 日常の何気無い事柄から寺田が感じた人生観といった様々な内容に関して、科学と文学を調和させたエッセイです。 読みやすくて好奇心をくすぐる1冊でした! 特に印象に残っているのは、 ・災害の警鐘を鳴らす『津浪(つなみ)と人間』 ・師と仰ぐ夏目漱石との想い出を綴る『夏目漱石先生の追憶』 ・科学者について語る「科学者とあたま」 です。

科学と科学者のはなし
寺田 寅彦/池内 了
1