知覧からの手紙

知覧からの手紙

水口文乃
新潮社 (2010年8月1日発売)
ISBN:9784101330914
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作品紹介・あらすじ

智恵子会いたい、話したい、無性にー。鹿児島県知覧にあった特攻隊の出撃基地。法曹の世界に進む希望を持ちながら、陸軍航空兵を志願した穴沢利夫少尉もそこから空に散った。知覧より婚約者・智恵子に宛てた手紙には、深い愛情と、そして無念の感情がほとばしっていた。戦後六十年以上を経て、婚約者が語り尽くした想い。一つの愛の形とあの時代の現実を追ったノンフィクション。

感想・レビュー (1件)

小学生の頃から色々な本で知覧について学んできたけれど、これほどまでに当時を想像できる本に出会ったのははじめてだった。死に向かって飛び立つ瞬間の隊員達はどんな気持ちだったのか、そもそも自爆攻撃になんの意味があったのかなど色々な事を考えさせられた本だった。でも、読み終えて感じた事はこれほどまでに自国を愛して命を捧げてくれた人達がいたから今の日本があることに感謝したい。何よりも、この事実をたくさんの人が知って忘れずに語り続ける事が何よりの供養になると思う。