作品紹介・あらすじ
空き家の数だけ家族があり、家族の数だけ事情があるーー。
不動産会社で空き家のメンテナンス業に携わる孝夫。両親の介護を終えた妻・美沙は、瀟洒な洋館で謎の婦人が執り行う「お茶会」に参加し、介護ロスを乗り越えつつあった。しかし、空き家になっている美沙の実家が、気鋭の空間リノベーターによって遺体安置所に改装されようとしていることを知り……。元戦隊ヒーローの息子・ケンゾー、ケンゾーを推す70代の3人娘「...
感想・レビュー (3件)
久々に、重松さんらしい小説を読んだ。 マダムがやはりこの小説の肝。
空き家に関する本、家族に関する本でした。あったかい気分になれてよかった!