すだれ

2024年1月6日

一つの家を舞台に、そこに暮らす、もしくは暮らしていた五組の家族を描く連作小説。 時間を遡るのが新鮮。段々過去に遡っていくので、前の章の描写から、なにがしかのトラブルが起こるのは予想済みなのだが、いつも予想とは微妙に違う展開が待っていて、そこが小気味良かった。

うつくしが丘の不幸の家

うつくしが丘の不幸の家

町田 そのこ

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