作品紹介・あらすじ
18歳選挙権の時代に、民主主義と教育を結びつける新しい学びに重要な示唆を与える、教育関係者必読の書。
はじめに──教育における目的の問題について 第1章 教育は何のためにあるのか? 第2章 エビデンスに基づいた教育──科学と民主主義のはざま 第3章 教育──説明責任と応答責任のはざま 第4章 中断の教育学 第5章 デューイ以降の民主主義と教育 第6章 教育、民主主義そして包摂の問題 おわりに──「...
感想・レビュー (1件)
教育を主体化、資格化、社会化に分けているところがわかりやすく、また資格化と社会化のみでは不十分であることが読み取れた。また、民主主義の熟考モデルという考え方は、あるべき姿であった。一方で、民主主義のもう一つの集約的モデルに対し、個人の好みの集約化でしかないというのを読んだ時に、そこには暴力が存在するように感じた。他者を思いのままに操ろうとする暴力を。しかし、これが多数決などの今民主主義の知識として学んでいるものの一つでもあると考えると、なんだか怖いなと。 また、包括の章では、常に位置のなかったものが外側から名付けられ、既存の枠組みを破壊して再定義しながら新しい枠として作るというのが、この前読んだ本とも繋がっている気がする。例えばLGBTQという外部がまだ包括されていない社会なのだとも思えた。だって包括されていたら名前がこんなに一人歩きしないと思うから。それが自然であるというこの前の本で言ったなんだっけ、多くの人はシスジェンダーで異性愛者なだけっていってたあの分類、、、あとで読もう。ゾジーだった。SOGIE