復讐の協奏曲

復讐の協奏曲

中山七里
講談社 (2023年2月15日発売)
ISBN:9784065299562
本棚登録:54

作品紹介・あらすじ

私の仕事は無罪にすることで、 真相を明らかにすることではない。 30年前に少女を惨殺した過去を持つ弁護士・御子柴礼司。 事務所に〈この国のジャスティス〉と名乗る者の呼びかけに応じた800人以上からの懲戒請求書が届く。 処理に忙殺されるなか、事務員の洋子は、外資系コンサルタント・知原と夕食をともにした。がしかし、 翌朝、知原は遺体で見つかり、凶器に残った指紋から洋子が殺人容疑で逮捕された。 洋子の...

感想・レビュー (4件)

〈御子柴弁護士シリーズ〉第5弾♪ 今回、御子柴が弁護を引き受けたのは、自分の弁護士事務所で働いている事務員・日下部洋子 もう展開が気になって、ワクワクドキドキしながら読了! 無駄のない、緻密な描写に、いつもの如く脱帽🎩 作家で弁護士の五十嵐律人さんによる〈解説〉も端的に本書の魅力を語っていて良かったです⁠(⁠。⁠◕⁠o⁠◕⁠。⁠)⁠ノ⁠.

文庫化を楽しみにしていた御子柴シリーズ第5弾です! 本作も面白さは変わらず、続きが気になってどんどんと読み進めていきました。 解説の五十嵐さんの視点も面白く、ますます御子柴を応援したくなりました。次作も楽しみです!

御子柴弁護士。

御子柴弁護士が事務員の殺人罪疑惑を弁護