女と男、そして殺し屋

女と男、そして殺し屋

石持 浅海
文藝春秋 (2024年3月5日発売)
ISBN:9784167921866
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作品紹介・あらすじ

殺し屋は、殺害前に推理する──。 殺し屋×推理小説 第3弾が文庫書下ろしで登場! 殺しの依頼の不可解な点から、二人の殺し屋、それぞれの視点で一つの真実へとたどり着いていく推理過程はシリーズの中でも圧倒的な重厚感と面白さ。 遠くで殺して ペアルック 父の形見 二人の標的 女と男、そして殺し屋

レビュー (3件)

経営コンサルタントで裏の顔が殺し屋の富澤允とインターネット通販を営みながら殺し屋という裏の顔を持つ鴻池千栄。お互いの存在を知らない殺し屋たちは淡々と合理的に、今日もまた一人と・・・! 物騒な話というよりかは、ミステリー要素が強いため、推理小説みたい((o(´∀`)o)) 短編4本に、表題の中編1本が収録されていて、どれも面白かったが、特にオススメは表題の作品★彡

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副業で殺し屋を営む富澤と鴻池の2人が、それぞれ依頼の裏にある謎を考えながらも淡々と仕事をこなすお仕事ミステリー小説です。笑 殺しをビジネスと考えて、現実的な考えをしている2人のキャラクターが癖になりました。 シリーズ物だったので、出来れば他の作品も読もうと思います。

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