ユージニア

ユージニア

恩田陸/祖父江慎
KADOKAWA (2008年8月23日発売)
ISBN:9784043710027
本棚登録:121

作品紹介・あらすじ

あの夏、白い百日紅の記憶。死の使いは、静かに街を滅ぼした。旧家で起きた、大量毒殺事件。未解決となったあの事件、真相はいったいどこにあったのだろうか。数々の証言で浮かび上がる、犯人の像はーー。

感想・レビュー (3件)

目が見えない緋紗子が毒殺犯人!? 母を殺すため!?

再読。3回目かな。相変わらず犯人はわからない。

作家さんが「ツインピークスの様な..」と 書かれていたので.. wowowでお正月に 夢中で見ていたのを思い出し購入 謎めいているし スッキリもしない ツインピークスというより 金田一耕助シリーズの映画 (金田一少年のじっちゃんの話)の様な印象 〜金田一耕助の出てこない  金田一耕助シリーズの映画の様な〜 夏がすごく蒸し暑い地方の街 町の名家での祝いの日に 訪れた人たちに毒が盛られ 沢山の人が死亡する その事件と関わりある人達が 事件の印象や憶えていることを 語って話が進んでいく 語っている時期も 事件の前だったり後だったり.. 時間の軸とかバラバラ.. 事件の日より前で 関係者の子供の時の話だったり 事件より後で 違う関係者が大人になって回想した話だったり 証言集みたいだと思った 多分犯人はこの人だと思うけど 動機や犯行方法はスッキリしないまま.. このよくわからないまま ここで終わる感じ とか 犯人らしき人の母が最後の方で キーマンぽく出てきたのが ツインピークスぽいのかなと思った ここで終わり?って、感じとか.. 自分で勝手に 犯人や動機 犯行方法 考えればいいのか..? 消化不良ぽい終わりだった

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