作品紹介・あらすじ
京都にある、小さなクリニック。
ここで診察にあたる91歳の心療内科医の言葉が話題になっています。
日々、訪れる患者さんに届けているのは、からだと心がラクになる処方箋。
たとえば診察後、おきまりの「お大事に」の挨拶ではなくて、「ご自分をお大事になさってくださいね」という言葉で送りだす藤井英子医師。
患者さんはハッとした顔をして、それまで後回しにしてきた自分を思うと言います。
人づきあい、老いとの...
感想・レビュー (2件)
読み易い元気くれる
91歳の女医さんのエッセイ。ほどよく忘れて生きていく、過去のことにクヨクヨしないで、自分の好きなやりたいことをして、未来に向かって生きていく。当たり前みたいなことだが、この作品を読んでなる程と思う。いい人生訓の本。