作品紹介・あらすじ
町外れに暮らすひとりの老人をぼくらは「観察」し始めた。生ける屍のような老人が死ぬ瞬間をこの目で見るために。夏休みを迎え、ぼくらの好奇心は日ごと高まるけれど、不思議と老人は元気になっていくようだー。いつしか少年たちの「観察」は、老人との深い交流へと姿を変え始めていたのだが…。喪われ逝くものと、決して失われぬものとに触れた少年たちを描く清新な物語。
感想・レビュー (3件)
真衣のおすすめ
中学生の時にナツイチで読んでお気に入りでした。今年、読み直しました。登場するおじいさんが、自分の父親に重なることに驚いた。もう4年前に亡くなってしまったのだけれど。もちろん、中学生の時にはそんなこと思わなかったので、時を経て読み直すって面白い。登場人物は、サッカーの遠征で1人、生と死に関して思い吹けるシーンがあった。自分の娘は今年小5だけれど、そういうことを考えるのかなぁ⋯と。子どもなりに色々と考えているのかな⋯と、子どもの思考が知りたくなった。 子どもにも読んでほしいと思える、自分にとって出会えてよかったと思える本。
なつのにわってそういうことか… 人の繋がりって尊いね…