文庫 恋のゴンドラ

文庫 恋のゴンドラ

東野圭吾
実業之日本社 (2019年10月4日発売)
ISBN:9784408555454
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作品紹介・あらすじ

衝撃の結末にあなたは驚愕する! 都内で働く広太は、合コンで知り合った桃実とスノボ旅行へ。 ところがゴンドラに同乗してきた女性グループの一人は、なんと同棲中の婚約者だった。 ゴーグルとマスクで顔を隠し、果たして山頂までバレずに済むのか。 やがて真冬のゲレンデを舞台に、幾人もの男女を巻き込み、衝撃の愛憎劇へと発展していく。 文庫特別編「ニアミス」を収録。

感想・レビュー (3件)

読みやすいし、読み物としてはとっても良かったです。 ですが、物語の中の人間関係とか男性の性格とかサプライズ演出とかが嫌すぎました。 まず、別の女(浮気相手候補)と来た旅行でサプライズでプロポーズされるのなんて絶対嫌だし、それを計画する友達もどうかしてる…。 さらに、浮気を繰り返すコウタもどうかしてるし、誰よりモモミが被害者すぎる。ミユキがフッた日田と付き合うのも絶対嫌になっただろうし、最後のコウタからの言われようもひどい…。仲間内の付き合っちゃえよみたいな推しも嫌すぎる。 最後「里沢温泉スキー場に絶叫がこだました。」で締め括られているけれど…。ふふっと笑えるのどの層なんだろうか?と思ってしまいました。 物語ですがモヤっとしました。 私の頭がカタいだけかもです。

スキー場を舞台としてさまざまな恋愛模様が描かれるが、登場人物全員が進行形で出会い、関係していく様子をそれぞれの一人称視点で描いた作品。こんな偶然があるものかと思いながらも、どこか他人事ではない人間の下心と単純さに惹かれる作品だった。宏太が桃美について嘘を話していることに対して桃美が看過できなくなるという終わり方が少々パンチに欠けて拍子抜けだったが、ゴンドラで始まりゴンドラで終わるのは構成的に面白かった。日田と桃美のこれからに期待したい。

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ちょっと拍子抜け