鬼の哭く里

鬼の哭く里

中山七里
光文社 (2024年5月15日発売)
ISBN:9784334103262
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作品紹介・あらすじ

鬼が哭(な)く夜は死人が出るーーまさか、令和になってまで 終戦直後、中国地方の寒村で起きた惨殺事件。姿を消した犯人の呪いにより、今も犠牲者が出ているというが……。驚愕の呪いの真相とは!? “どんでん返しの帝王” が因習と伝奇の本格推理を現代に甦らせる! 圧巻の結末(ラスト)!!

感想・レビュー (5件)

岡山の村が舞台。閉鎖的な田舎の様子が馴染み深く感じた。考えようとしない人間の有り様がなるほどと思った。

敏男の死に様変だとは思ったがまさかこんなことになってるとは

ネタバレを読む

巌尾の6人惨殺の描写が気持ち悪すぎた。逆にそこまで思わせられる中山さんすごい。麻宮が先祖を知りたくて村に来たのは動機として弱い気が。閉鎖的で話が通じない村民より恐いものはない。

フムフムナルホドな話でした。 が、なんで、方言ないの!!! 地方性が激減で残念でした。