あきりん

2025年5月2日

人が人を“丸ごと”信じることの難しさ、そしてそれでも「信じたい」と願う気持ち。この感情の根底には、「自分も誰かに信じてもらいたい」という願いがあるのだと感じました。 「信じられたい」とは、自分の存在をそのまま受け入れてもらえるという安心感であり、そこにいてもいいと思える心の居場所です。つまり、承認されることによって、私たちは自分の価値を感じられるのだと思います。 一方で、「信じられていないかもしれない」と感じるときの、あの居心地の悪さ。信頼されるというのは、簡単なようでとても難しいことです。 だからこそ、まずは自分から。相手を信じる姿勢が、信頼の輪を広げていく一歩になるのだと思いました。

怒り(下)

怒り(下)

吉田修一

0