作品紹介・あらすじ
【第4回鮎川哲也賞受賞作】
霧に閉ざされた孤島、
灰色の別荘、連続殺人
〈ビストロ・パ・マル〉シリーズ他、
数々のベストセラーを生んだ著者の原点
喫茶店〈北斎屋〉店長の野坂あやめは、得意客やその友人を含む男女八名で、瀬戸内海に浮かぶS島を訪れた数年前まで新興宗教の聖地だったという島で、良質な退屈を楽しむはずが、密室状況で無惨な刺殺体が発見されてしまう。それが悲劇の幕開けとなり、一人また一人と...
感想・レビュー (2件)
孤島ミステリ(・∀・) 近藤史恵さんのデビュー作（1993年）！ 30年以上の時を経て、この度〈新装版〉として刊行 途中から展開が気になり、読むスピードが加速された（笑） ほぉーという結末だった。解説は杉江松恋さん
近藤史恵さんのデビュー作が新装版で出ていたので、気になって手に取りました。 孤島を舞台にしたミステリー 時代を感じる書き方に最初は少し戸惑いもありましたが、読み慣れてくると段々とページをめくるスピードは早くなり読了！ 最後まで目が離せない１冊です。