匿名ユーザー
2026年8月28日
「アメリカの影」は「なんとなく、クリスタル」を江藤淳が激賞したことが書かれていて、それがなんやねん、と思ったけど、アメリカなしではやっていけないけれど、自立を求める姿、みたいな江藤の姿勢が表れている、引き裂かれた感じっていうのは伝わった。例に出されている小説が面白いなぁって。読みたくなった。自然という母は気づいたらいないっていうのも、だから国家という父を求めたけど、それも幻想にすぎないってのがなんとなくわかったようなわかってないような。 3個目の戦後論みたいのは長かったけど、天皇の威光と原爆の威力というのが絡み合ってて面白かった。そして、無条件降伏をさせかった意味、さらに無条件降伏の意味を最後まで明らかにしないで死んだルーズベルト。トルーマン可哀想ーって思った。平凡な人だといきなり重要なことを決断しなくてはならなくなって大変だっただろうけど、ルーズベルトが負おうとしていた「原爆を使った後の国際社会への責任」ってのはきっと負えないから、だからこそアメリカに原爆投下という傷が癒されていない状況が続いているのだとわかった
アメリカの影
加藤典洋
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