スモールワールズ

スモールワールズ

一穂ミチ
講談社 (2021年4月22日発売)
ISBN:9784065222690
本棚登録:303

作品紹介・あらすじ

【2022年 本屋大賞ノミネート】 【第165回直木賞候補作】 【第9回静岡書店大賞受賞】 【キノベス!2022 第4位】 最終話に仕掛けられた一話目への伏線。 気付いた瞬間、心を揺さぶる、鳥肌モノの衝撃が襲う!! 読売新聞、日経新聞、本の雑誌……各紙書評で絶賛の声続々! 「驚きの完成度!」--瀧井朝世さん(『スモールワールズ』公式HP書評より)  「BL界の鬼才恐るべし」--北上次郎さん(日本経...

感想・レビュー (12件)

凄く良かった。文の中で景色が交差するのが良かった

伏線回収が面白かった派手な展開じゃないのに続きか気になる感じ。

短編6話 ネオンテトラ‥妊活するが子供出来ない。中学生の姪が産んだ子供をとらう 魔王の帰還‥結婚していた姉が実家に帰ってきた。夫は病気で離婚を願っていた ピクニック‥母が孫を揺さぶってころした 花うた 愛の適量 式日‥高校生の父が死んだ葬式あげるが参列者がいない。高校の定時制に通う友達を誘う

読んだのだけど前すぎて忘れてしまった タイトル見るとなんとなく思い出す。面白かったきがする。

ネオンテトラから、式日。 魔王の帰還 ピクニック(揺さぶられ症候群) 花うた(刑務所と被害者の手紙) 愛を適量(教員と性の不一致の佳澄)

短編集。魔王の帰還。

テイストは違うも各々心揺さぶられる6編の短編集。 心胆寒からしめる話他全体的にほろ苦い切なさが残るも、どれも引き込まれる物語で読み応えあり。 特に「魔王の帰還」がお気に入り。強烈なキャラがインパクト抜群で読後感もスッキリ。魔王とお友達になりたい。笑

生きづらさをかかえる人々へ、優しい希望に満ちた作品。

不思議な短編

すべての登場人物に共感できる作品。

「誰の人生だって、激動だよなあ。」という言葉がしみる。どの短編も味わいがある。

ちょっとダークな短編集