神の値段

神の値段

一色さゆり
宝島社 (2016年2月1日発売)
ISBN:9784800250858
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作品紹介・あらすじ

メディアはおろか関係者の前にも一切姿を見せない現代美術家・川田無名。彼は、唯一つながりのあるギャラリー経営者の永井唯子経由で、作品を発表し続けている。ある日唯子は、無名が1959年に描いたという作品を手の内から出してくる。来歴などは完全に伏せられ、類似作が約六億円で落札されたほどの価値をもつ幻の作品だ。しかし唯子は突然、何者かに殺されてしまう。アシスタントの佐和子は、唯子を殺した犯人、無名の居場所...

感想・レビュー (2件)

芸術は誰のもの

アートを通したミステリー。芸術って奥が深い。マネーゲームに利用されたりする中で、純粋にアートの価値を高めていこうとすることがどれだけ難しく覚悟がいることなのかを考えさせられた。