西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか

西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか

エマニュエル·トッド/大野舞
文藝春秋 (2024年11月8日発売)
ISBN:9784163919096
本棚登録:18

作品紹介・あらすじ

ロシアの計算によれば、そう遠くないある日、ウクライナ軍はキエフ政権とともに崩壊する。  戦争は“世界のリアル”を暴く試金石で、すでに数々の「真実」を明らかにしている。勝利は確実でも五年以内に決着を迫られるロシア、戦争自体が存在理由となったウクライナ、反露感情と独経済に支配される東欧と例外のハンガリー、対米自立を失った欧州、国家崩壊の先頭を行く英国、フェミニズムが好戦主義を生んだ北欧、知性もモラルも...

感想・レビュー (2件)

ウクライナのロシアからの攻撃の背景と西洋文明の崩壊を理解しつつ、全体的には難しく?状態

平時であれば変な主張と一蹴するところが、この時代なので説得力をもつ。宗教の没落とともに欧米社会から大きな規範が消え、ゾンビ化、ゼロ化に至る。ロシア、アジアは双系性ではなく父系制という家族構造も、社会の分析に本質的という主張。米国は、基軸通貨ドルの力でのみ覇権を有し、工業、軍事の生産力による実体としてのパワーはもはや失われた。