kazu
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2026年2月3日

前作の『白鳥とコウモリ』は、会社を退職し就活中に読んだ。 3社転職を繰り返し、元居た職場に出戻りした今、就活中もメールのやり取りをしていた上司から頂いた『架空犯』。 焼け落ちた屋敷から​都議会議員と元女優夫婦の遺体が見つかる。五代はコンビを組んだ所轄刑事の言動を不審に思う。捜査が思うように進まないなか、脅迫状が届き…。 テーマは『白鳥とコウモリ』同様『大切な人を守る』だろうか❓ ひとつの事件を突き詰めていくと、次から次へと謎が生まれ、真相へ近づいていくかと思えばまた遠くなり。縦軸と横軸が複雑に絡み合って、先が気になって読み進めてしまう。明かされた先には切なさもあり…東野圭吾作品は、人間関係が絡んだ紐を解くようにほぐれていく感じの話の流れで面白い。

架空犯

架空犯

東野圭吾

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