マカン・マラン

マカン・マラン

古内一絵
中央公論新社 (2025年11月20日発売)
ISBN:9784122077249
本棚登録:3

作品紹介・あらすじ

「苦しかったり、つらかったりするのは、あなたがちゃんと自分の心と頭で考えて、前へ進もうとしている証拠よ」 元エリートサラリーマンにして、今はドラァグクイーンのシャール。そんな彼女が夜だけ開店するお店がある。ここで提供される料理には、優しさが溶け込んでいてーー。 仕事一筋の40代キャリア女性へ「春のキャセロール」。 手料理を食べない中学生男子に「金のお米パン」など、心と身体があたたまる四つの...

感想・レビュー (2件)

〈マカン・マラン〉シリーズの第一作目が待望の文庫化! シャールさんの作る優しい夜食と特別な飲み物が素敵で、実在したら仕事に疲れた時などに行きたいと思いました。 背中を押してくれる元気な一言などもあり、読んでいて元気の出る作品です。

〈マカン・マラン〉シリーズの1作目が文庫化されたので手に取りました! 本シリーズは初めてでしたが、『銀色のマーメイド』は知っていたので、繋がりが見えたときプチテンション上がりました。 主人公のシャールさんの言葉は沁みますね。 登場する料理も身体に優しそうで美味しそう♡食べたいです(*゚∀゚)笑