作品紹介・あらすじ
甘いバターチキン、デカすぎるナン、流行りのビリヤニ。日本でおなじみのインド料理のルーツと、真のインド料理の姿を求めて、自他共に認めるインドマニアである著者が亜大陸を東奔西走。食器買い付けのために足繁くインドに通い隅々まで食べ歩いたアジアハンター小林真樹の、インドへの深い愛と溢れ出す知識を詰め込んだ食エッセイ。ディープな現代インド料理論であると同時に、インド料理入門の決定版ともいえる一冊。
・バター...
感想・レビュー (1件)
食を通して見るインドの広大さ、地域色の鮮やかさにクラクラする。 ここ20年くらいで随分マニアックなインド料理屋が増えたなと思っていたが、実は細かく見ると日本独自にカスタマイズされた部分が多いという指摘は興味深かった(インドの料理屋ではラッシーが提供されないとは知らなんだ)。 インド食器の輸入業が本業という作者の、日本国内のインド料理屋のブームの興隆についての洞察も面白い。日本のインド料理屋の提供料理の変遷(タンドリーチキンの紹介、ミールスの流行など)については一度通史的に書いてほしい。 インド好きにも、料理好きにもオススメしたい一冊。