逃亡犯とゆびきり

逃亡犯とゆびきり

櫛木 理宇
読者数: 14
発売日: 2024/12/10
出版社: 小学館
ISBN: 9784093867443

レビュー (2件)

すごく面白かったです。 櫛木さんの作品が好きでいくつか読んだのですが、グロテスクな描写も多いなか、社会問題とかも盛り込まれていてすごく引き込まれます。 今回は学習性無力感ががテーマのように感じました。 殺人犯だけれど頭が良くて、しかも福子の境遇を知ったら最後は捕まって欲しくないなと思っていました。 なので、終わり方がとても良かったです。

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グロ描写が苦手の為敬遠していた作家さんだが今回意を決して初読み。 フリーライターとシリアルキラーとなったかつての親友を中心に展開するサスペンス。 取材を通して事件の真相にたどり着く過程が読み応え抜群。未散と福子の行く末も気になり途方もない吸引力。

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