くっく

2024年4月11日

からくりに気づいたときはページを遡る手が止まらなかった。素人だが途方もないことだというのはわかる。この決して多くない文量のなかに無数の伏線を張り巡らし、それらが一つ一つ繋がっていき、ハッと気がついたときの驚愕をもう一度記憶を消して味わいたいとさえ思う。

世界でいちばん透きとおった物語

世界でいちばん透きとおった物語

杉井 光

0