あんぱんさん
レビュー
前作から続きを読みたくて早速読み進めた。 430ページ数なので長編であったが次が知りたくて読み込んでしまった。 内容がシリアルキラー的な連続殺人事件で、特に④破砕する。は痛々しい殺人で辛辣感が拭えない。 少々登場人物が多いのと相関図が分からなくなったので注意して読み進めて行くと真犯人(カエル男)は誰だ?とビックリするような読後感でした。 とても読み易くオススメの1品かと思います。 その後、さゆりは何処へ行ったのだろうか?
連続殺人鬼カエル男ふたたび
中山七里
猟奇的殺人事件として「このミス大賞」を受賞されていることから興味があり読んでみたいと思っていました。403ページありとても読み易い内容でドキドキハラハラの連続でした。 「きょう、かえるをつかまえたよ」から猟奇的殺人事件が始まる。①吊るす②潰す③解剖する④焼く⑤告げるの5篇から構成されていてどれも目を覆いたくなる様な恐怖を覚える殺人事件で犯人が2層にも3層にも上書きされた大どんでん返し的な物語であった。続編があるとの事でそれも早々に読みたいと思いました。
ネタバレを読む
連続殺人鬼カエル男
中山七里
大陽新聞の「よろずや相談」に届いた人生相談を元にストーリー展開されているが登場人物と時代交錯が多く相関図を書きながら読み進めて行ったが理解できなく読後感は、まさに「イヤミス」だった。 相談内容は 1.居候している女性が出て行ってくれません 2.職場のお客が苦手で仕方ありません 3.隣の人がうるさくて、ノイローゼになりそうです 4.セクハラに時効はありますか? 5.大金を拾いました。どうしたらいいでしょうか 6.西城秀樹が好きでたまりません 7.口座からお金を勝手に引き出されました 8.占いは当たりますか? 9.助けてください 9編の短編小説と思って読んでいると各章ごとの登場人物が繋がっていて(時代は変化しているが)頭を整理しながら読んでました。 小坂井剛、原田和子、武蔵野寛治、樋口義一、カノン、岡部康、佐野山美穂、山本千佳、豊田純一、浅川さん、川口寿々子、その他大勢 辺りが主登場人物。
人生相談。
真梨 幸子